以前、経営コンサルタントの仕事をしていました。中小企業のおよそ7割は、赤字経営だといわれています。しかし、赤字経営であるにもかかわらず、倒産していない企業がたくさんあることも事実です。赤字経営でも倒産しない理由にはいろいろありますが、例えば以下のような物が考えられます。「赤字の額が減価償却費を下回っている」。「銀行から借り入れすることで、運転資金を補っている」。「経営者が身銭を切ることで、運転資金を補っている」。

しかし、赤字の額が減価償却費を上回ったり、銀行から借り入れができなくなったりすれば、急速に倒産に近付いて行くことになります。では、会社が赤字経営になるのはなぜかというと、「自社に合った経営ノウハウがない」ということが大きな理由です。しかし、企業というのは経営資源も経営環境もそれぞれ異なるので、自社に合った経営ノウハウも当然異なってきます。共通のノウハウなどという物は存在しないので、自社に合った経営ノウハウを見付けるには、経営課題を一つずつ解決して行くしかないでしょう。